結婚を考えて付き合っていた彼との別れをきっかけに結婚相談所に入会を考える方は沢山いらっしゃいます。

 

ただ、その彼を引きずってしまっての活動は、うまくいかないことが多いです。

 

ある女性が、付き合っていた男性と別れることになり、結婚相談所に入会して婚活を始めました。

でも、どうしても元カレと比べて相手を見てしまっていました。

元カレは、少なくとも何か月、何年と一緒に過ごし、いいところも悪いところも分かっていますよね。

でも、婚活してお見合いして何度か会っているお相手は、まだ未知な相手です。

元カレといる時は、こうだったなと比べても、はっきり言って太刀打ち出来ません。

元カレと同じ土俵で今の相手を見ても、過去より今の方が圧倒的に不利なんです。

出逢ってすぐに、元カレ以上と確信する相手に出逢えることはまずありません。

それなりの時間を共有することが大切です。

 

 

一度考えてみて欲しいのは、なぜ、あなたはその忘れられない元カレと別れることになったのか　です。

それなりの理由があったから別れという選択になったこと、一度振り返ってみてくださいね。

前述の彼女は、結婚相談所で活動していましたが、結局元カレと比較してなかなかいい結果が出ませんでした。

そんな中元カレからよりを戻したいと連絡があり、結婚をするならば復縁すると言い、彼もそれを受け入れて結婚することになりました。

 

でも、復縁する時に本当に重要なことは、なぜ別れたかなんです。

その彼女は、彼から突然別れを言われ、そして、一応気持ちを切り替えて活動し始めたら、彼が戻ってきてよりを戻し結婚したのですが、

結婚して何か月かで、今度は離婚したいと言われてしまいました。

 

人は、思い出は美化しがちです。

自分の気持ちが残っていて別れると、別れた後も、その人の良かったところばかり頭に残ってしまい、本質が見えなくなってしまうことがあります。

 

もし、別れた時の相手が、あまりにも身勝手だった場合、人はなかなか変わりません。

その人が本当にあなたにとってかけがえのない人なのかどうかをしっかり見極めないと、後からとんでもないことになることもあります。

 

記憶というのは、とても都合よく塗り替えらえていることも多いので、例えば、家族とのいい思い出をご両親と話してみたりすると、自分の記憶と全く違ったりすることもあります。

わたしたちの記憶は、一番印象の強いところだけをピックアップして、細かいところは忘れてしまいます。

嫌なところは、傷ついた心を癒すために、楽しかったことで美化して心の傷を修復していくように自然と心が動いていくのです。

 

元カレがいい印象で思い出されるのも、あなたが今婚活がうまくいっていない辛い状況から、過去を美化して元カレの方が良かった、彼よりいい人は現れないのかもと自分で作り上げてしまっている可能性があるかもしれないことを振り返ってみてください。

 

無意識に

 

「元カレはこうだったな」「元カレだったらこうしてくれた」などと考えてしまうのはよくあることです。

でも、言葉にしなくても、それは相手にとってとても失礼なことなんですよ。

自分がもし、相手の男性に元カノと比べられたらとても嫌な気持ちになるはずです。

これは、自己中心的な婚活になってしまっています。

結婚は、二人で向き合いながら、築いていくものです。

そこに別の人を、しかも本当のその人ではなく、あなたが作り出してしまっている可能性の高い人を入れることであなた自身の判断も鈍り、ややこしくなってしまいます。

それで、せっかくのチャンスを逃したり、前述の彼女のように、結婚してから大変なことになってしまってはもったいないです。

 

あなたを幸せに出来るのは相手ではなく、あなた自身です。

 

その時の感情にながされることなく、しっかり今目の前にいる相手を、今の自分を見てあげてください。

 

目黒にある結婚相談所、アノー・ド・マリアージュ目黒婚活サロンでは、あなたの幸せのために精一杯お手伝いさせていただきます。

 

 

♡ 新しい年になり、昨年末には嬉しい成婚もありました。

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